2004年08月13日
トーノZEROアニメ感想あたしンち total 3981 count

夫婦の睡眠を寝入りから起床まで克明に描き切った意欲作!?

Written By: トーノZERO連絡先

 謎のアニメ感想家(笑)、翼の騎士トーノZEROのアニメ感想行ってみよう!

 今日のあたしンちの感想。

サブタイトル §

第105回

「夏休みの片付けっ」

「父、夏風邪っ」

あらすじ「夏休みの片付けっ」 §

 母は子供がゴロゴロしている夏休みに苛立ちます。

 そこで部屋を片づけるように命じます。

 ゆずは、ものを綺麗に揃えるだけの作業を行いましたが、母から整理できたと褒められます。

 みかんは、雑誌を見て夢のような部屋を目指して配置換えを行います。しかし、机を部屋の中央に持ってきた結果、布団を敷く場所がないということに気付いて、どこにどう寝ような悩みます。

あらすじ「父、夏風邪っ」 §

 母はクーラー奉行として、暑い日にもクーラーを入れさせず、入れても温度設定を高くしてしまいます。

 しかし、夜になると、子供達にはクーラーを入れないと言いながらも父のために夫婦が寝る部屋だけはクーラーを入れます。

 深夜、お休みタイマーでクーラーが切れると暑苦しくなります。そして、早朝、お目覚めタイマーが入って寒くなります。父と母は寝ながら毛布を奪い合います。

 そして、父は風邪を引いてしまいました。

感想 §

 雑誌を見て夢を見るみかん。

 綺麗な部屋を真似してみても、布団を敷く場所がないというオチが付くとは面白いですね。しょせんは狭い日本の住宅では真似することすら難しいようで。

 一方、ゆずの方は向きをビシッと揃えるだけで整理したように見えるところが面白いですね。

 後半は、クーラーの温度設定の争いであるとか、夜から朝までの夫婦の寝床の克明な描写が面白いですね。幼い子供がたくさん見ているこのアニメで、夫婦の寝ている様子を丁寧に描写するとは。さすがです。

今回の一言 §

 クーラーを入れることに賛成するみかんとゆず。一緒に手を挙げる父。それなのに、聞き入れてはくれない母。父の威厳が落ちた瞬間?